Friday, December 20, 2013

フェルスタッペンJrが鮮烈なF3デビュー



フェルスタッペンJrが鮮烈なF3デビュー
 元F1ドライバー、ヨス・フェルスタッペンの息子、マックス・フェルスタッペンが鮮烈なF3デビューを飾った。

 現在16歳のマックスは、今月18日にスペインのバレンシア・サーキットで行われたF3テストにドイツシリーズのトップチーム、モトパークから参加すると、いきなり初日のトップタイムをマークした。

 モトパークのマシンが搭載するVWエンジンは、ヨーロッパF3やイギリスF3で使用されるエンジンよりも強力だが、マックスは他のドイツF3カップのマシンよるもはるかに速いタイムを記録したという。

 世界カート選手権のチャンピオンであるマックスは、来年、フォーミュラ・ルノーユーロカップにステップアップするとみられており、つい最近もヨセフ・カウフマン・レーシングでフォーミュラ・ルノー2.0をテストしている。

「素晴らしい一日だった」とフェルスタッペン。
「F3マシンは僕にぴったりだった。1周目からいいペースで走れたんだ」
「マシンに素早く適応できたし、プッシュできる自信もあった。でも、正直一番速いとは思わなかったよ」
「F3マシンは少し重いけど、ドライブするには最高だ」 

 テストは、翌19日も行われた。

フェラーリ、新パワーユニットの名称を発表



フェラーリ、新パワーユニットの名称を発表
 スクーデリア・フェラーリは19日、2014年のF1マシンに搭載する新しいパワーユニットの名称を発表した。

 フェラーリはこの日、伝統のプレ・クリスマス・ミーティングにおいて、来年のF1マシンに搭載されるパワーユニットの3次元プレビューをイタリアおよび国際的なメディアの前で公開し、その名称が『059/3』になることを明らかにした。

「2014年のレギュレーションの結果、我々はもはやエンジンではなく、パワーユニットとしてお話しする」と、エンジン部門のトップであるルカ・マルモリーニは説明している。
「非常に複雑なプロジェクトであり、我々は過去2年間にわたってこれに取り組んできた」
「この1600ccのターボチャージャー付き内燃機関はレースで使用できる燃料が100kgである。したがってより多くのパワーを生むより効率的なエンジンが使用がされる」
「ターボチャージャーに加えて、発電機の役割も果たす電気モーターは排気ガスのエネルギーを回生するよう考慮されており、すでにあるふたつ目の電気モーターはブレーキング時のエネルギーを回生する。ただこれは現在のものに比べて2倍のパワーを発生するようになる」

「電気モーターから生まれるすべてのエネルギーは現在のものよりも非常に大きく、より強力なバッテリーパックに保存されることになるが、これらは燃料セルの下に収められるだろう」
「電子制御システムは、これらの電気機器装置を調整・管理するためにより高度になっている」

 フェラーリは今月初め、自社コースのフィオラノで「ラ・フェラーリ」を使用し、新パワーユニットの実走テストを行ったと噂されている。

チーム離脱のうわさに怒りを表すブーリエ



チーム離脱のうわさに怒りを表すブーリエ
ファクトリーでチーム離脱は事実ではないと説明したブーリエ。
ロータスのチーム代表であるエリック・ブーリエは、フォース・インディアへ移籍するのではないかとのうわさを否定した後、その一件には悩まされたことを明かした。

ブーリエが財政的困難に陥っているロータスから逃げ出そうとしているとのうわさがインターネット上に駆け巡ったことを受け、ブーリエは16日(月)に、それを否定する次のような短いコメントを自身のツイッターに書きこんだ。

「私は、どこからもオファーなど受けていないし、(ロータスを)辞めていない」

その後、ブーリエは『Speedweek(スピードウィーク)』に対し、そのうわさには驚かされたと語った。

『Speedweek(スピードウィーク)』は、次のようなブーリエのコメントを引用している。

「現場では、すべてが全く普通に進行しようとしていた」

「我々は2014年F1シーズンに向けて準備をしていたし、朝早くから夜遅くまで、次から次に会議に走り回っていたよ」

「外部に対して否定すればすむだけの話ではなかった。私はファクトリーのみんなを呼び集め、彼らにそういう事実はないと語らなくてはならなかった。レーシングカーのファクトリーではうわさはすぐに広まるからね」

「だが、彼らには私がずっとここにいて、どこへもいくつもりがないことを知ってもらう必要があったんだ」、とブーリエは主張した。

ブーリエは、2014年シーズンにレギュレーションが大幅に変わることや、1月下旬に予定されている公式F1テストまでの期限が迫ってきていることを考えれば、このうわさのタイミングは最悪だったと次のように付け加えている。

「今は一刻を争っているときなんだ。1月の末にヘレスで行われる最初のテストまでにクルマを作りあげる必要があるんだ。だから、今回のことでは、ばく大な時間とエネルギーを浪費させられたよ」

ピレリ、F1タイヤテスト中のバーストは想定内



ピレリ、F1タイヤテスト中のバーストは想定内
ピレリ、バーストしたタイヤは、今後使われることはない。
2013年シーズンには、そのタイヤに対してさまざまな批判を受けたF1公式タイヤサプライヤーであるピレリだが、来季のタイヤに関するそうした恐れを和らげようとする動きに打って出た。

すぐに削除されてしまったものの、メルセデスAMGのニコ・ロズベルグは19日(木)に、40万人を超えるフォロワーに対して、バーレーンで行われたピレリの2014年仕様タイヤのテストの際に、時速320kmで走行中にタイヤがバーストしたことをツイッターにつぶやいていた。

『DPA通信』は、レッドブル、フェラーリ、そしてトロロッソとともにバーレーンで2013年型車を用いてテストを行っていたメルセデスAMGは、そのタイヤのバースト発生後、テスト活動を終えてしまったと伝えている。

フランスの『autohebdo.fr』によれば、ピレリはすぐにその事態に関する詳細を明らかにしようとはせず、テストは「プライベート」に行われたものであり、そこでの情報は「部外秘」であると主張したという。

しかし、ピレリは、テストの間のそうした「事故は起こり得る」ことだったと認めている。

ピレリの最新のタイヤがバーストを起こしたというニュースがF1界に広がったことを受け、ピレリはその問題のタイヤは「プロトタイプ」であったと主張した。

さらにピレリは、ロズベルグが装着していたタイヤは、それまで「実験室」でテストされていただけであり、「今後は使用されることはない」と付け加えている。

「それゆえ、来シーズンに供給されるタイヤの安全性には問題はない」、とピレリは声明文の中で述べている。

ピレリのために公正な立場で言えば、2014年には新しいターボエンジンによってよりトルクが強められるため、タイヤは2013年に各チームに供給されていたものとは非常に異なるものにする必要がある。

F1シート喪失を覚悟していたグロージャン



F1シート喪失を覚悟していたグロージャン
2013年シーズンはF1シートを失うかもしれないと思っていたグロージャン。
2013年シーズンの契約があったにもかかわらず、ロマン・グロージャン(ロータス)はシーズン途中でシートを失う可能性があったと明かした。

マーク・ウェバー(レッドブル)が「1周目の狂人」と表したほど、2012年シーズンは危険なドライビングを繰り返し、1戦出場停止処分を受けたグロージャンは、2012年シーズン閉幕後に翌2013年シーズンにF1で走れる確信がなかったという。

グロージャンはメンタルケアの専門家にアドバイスを受けることで事態を改善し、ホイール・トゥ・ホイールのバトルでも危険なそぶりは以前ほどは見られなくなった。2013年シーズン終盤には表彰台の常連となり、良い形でシーズンを終えている。

2013年シーズンを同じ黒と金のクルマで戦ったチームメートのキミ・ライコネンはフェラーリへ移籍し、来年からは新たにパストール・マルドナード(ウィリアムズ)がグロージャンのチームメートになる。

2014年シーズンもロータスから出走するグロージャンだが、2013年シーズン序盤は将来が不安だったと話している。

「(チームオーナーの)ジェラルド(ロペス)に電話して、契約があるはずだって言ったんだ」

「だけど彼からは、開幕から4戦のオープニングラップで4回事故を起こしたら、おしまいだと言われたよ。僕は、それも当然だと思う、って答えた」

「もしも本当にそうなっていたら、僕は第5戦には出られなかったと思うよ」

個人的な問題が解決し、結婚、そして父親になるという大きな経験をしたグロージャンだが、ロータスの状況は良いとはいえない。

投資家集団クァンタムによる出資が幻となったロータスはサプライヤーへの支払いも滞っており、グロージャンは今は難しいときだと話す。

「ドライバーやエンジニア、メカニックたちにとって、そういう問題は関係ないんだよね」

「厳しい状況でシーズンを終えたし、特に(チーム代表の)エリック・ブーリエにとっては大変だったと思う。でも、チームの強さも見えたときだった」

クァンタムからの資金注入が遅れに遅れたため、ブーリエは実力のあるニコ・ヒュルケンベルグ(ザウバー)の獲得を断念し、豊富な資金をチームに持ち込めるマルドナードと契約を結んだ。

グロージャンは、ヒュルケンベルグは「素晴らしい」チームメートになったはずだと言いながらも、マルドナードともうまくやれると自信を見せる。

「GP2時代には何度かやりあったこともあるけど、彼は一発の速さがあるよね」

「彼の周辺の環境とクルマが決まれば、トップに立つ人だよ。ものすごく速い。それは、去年のスペインGPで見たとおりさ」

チームを離脱するライコネンについて、グロージャンは全く付き合いがないと話している。確かに、2012年シーズンのグロージャンの不安定さはライコネンが強すぎたせいだという人もいる。